
キャンプについて
コーチの紹介

経験豊富なエコノメソッド・スペイン人コーチが指導にあたります。日本をはじめ、他国のプロジェクトにも取り組んだ経験のある優秀なコーチ陣です。
エコノメソッドとは

01 トレーニングメニュー
試合で起こり得る特定の状況を再現するために考え抜かれたトレーニングメニューを実施。コートの広さ、人数、ルール設定など細かい要素を設定し、コンセプトを学ぶ上で必要な状況をあえて出現させます。この細かい設定がされたトレーニングにより選手達は試合をよりイメージしながらトレーニングに取り組むことが出来、実際の試合で、より賢明なプレーができるようになると考えています。



02 認知
認知とは、グラウンドで一体何が起こっているのかを理解し、把握することをいいます。このプレーはサッカーをプレーするうえで大変重要で、習得までには長い期間トレーニングする必要があります。トレーニングでは、何を認知するのか、どういう方法を使うのか、どんな順番で周りを見るのかなど、最適な判断をするために必要なポイントを学んでいきます。
03 問いかけ
問いかけを繰り返す指導は、エコノメソッドの一つの大事な要素であり特徴です。選手に質問を投げかけることで、彼ら自身で問題を解決する方法を見つけ出すことにつながり、ピッチ内・外に関わらず、いかなる時も自らが考え、判断をしていくという行動を刺激することができると考えています。
04 コンセプト
01のトレーニングメニューはこのコンセプトの設定を軸に作られています。コンセプトとは、1つのトレーニングの中で選手たちに学んでもらう大きなテーマです。トレーニングメニューで扱うコンセプトを絞ってあげることで選手は確実にそのコンセプトを理解することにつながり、頭が整理された状態を作り出すことにつながります。

スマートフィールダーとは
スマートフィールダーとはトレーニング映像を使った分析型個人戦術講座のことです。キャンプトレーニング映像を録画したものをエコノメソッドコーチがその日の内に分析し、座学の時間にわかりやすくポイントを解説していきます。選手達自身のプレーをみて説明を受けることで、より個人戦術の基礎を落とし込んでいきます。
実際の内容
録画した選手たちのプレー映像を、欧州の同年代かつトップレベルで活躍している選手たち、そして世界のトッププロ選手とのプレーを比較して自分たちのプレーを客観視してもらいます。

選手たちだけではなく、当日は保護者の方にも開放しておりますので、自由に見て頂ける状態となっております!
参加選手の満足度
実に92.3%の方に、満足して頂けています!

トレーニング概要
サッカーサービスキャンプでは、参加者を3~4グループに分け、サッカーサービスコーチが1名、通訳1名、アシスタントコーチ1名が指導にあたります。

キャンプの練習は1コマにつき1つのテーマに取り組みます。
サッカーサービスのトレーニングは大きく3つのステップから構成されます
STEP1:ルール(条件)を設定する
指導者は、選手に学習させたいコンセプトがトレーニングに現れるようにルール(条件)を設定することが大切です。選手たちは与えられたルールのもと、トレーニングの中で、正しい解決策(判断)を探す必要に迫られます。
STEP2:選手に質問を行う
指導者は、選手に学習させたいプレーコンセプトに選手が辿りつけるよう、いくつかの質問を行います。
STEP3:プレーを理解させる
指導者は、選手たちがプレーを通して発見した解決策に対して「なぜ正しいのか?」その理由について証明することが大切です。選手たちは「なぜ」を理解することで、サッカーの基本を知ることとなります。
例として認知のトレーニングを1つご紹介します。
例えば、認知のトレーニングでは、3対3+1(フリーマン)での以下のような四角4つのグリッドでプレーするとします。まず何の制約もない4対3でトレーニングを行い、ゲームが回りだしたら、最初のルールを設定します。



ルール1 それぞれの四角の中には2名以上の味方が存在してはいけない。
※このルールにより図「ルール1」のような状態になります。
ルール2 ボールをパスしたら必ず別のグリッドに動き、パスを出した先のグリッドには行けない。
※このルールにより、青の選手が前のグリッドに進むことにより、もともとボールを保持していた青の選手のスペースがあきます。そのスペースをフリーマンもしくは他の青の選手が埋める必要があります。
このトレーニングでは、味方がパスを出した後に大きくなっていくスペースをどれだけ認知できるかをトレーニングするもので、常に味方、敵、スペー ス、ボールを見る習慣をつけます。そして、このルール2もできるようになってくると、さらに今度は認知するための体の向きや、どこまで体の向きだけで認知 をし、どこから首を振るのかなどをトレーニングしていきます。
これはあくまでも一例ですが、トレーニングでは、サッカーサービスコーチから回答は教えず、トレーニ ング中のコーチからの質問によって選手たち自身が自分で回答を発見していくプロセスを提供いたします。 それは選手たち自身での気づきが今後のサッカーの成長に大きく影響するためです。
テーマは毎回の練習でかわっていき、「認知」「サポート」「マークを外す動き」「数的優位」「カバーリング」「パス」「コントロール」などをトレーニングしていきます。