【全国大会準優勝チーム】FC ALONZAチームクリニック実施!

2023年末に行われた「第47回全日本U-12サッカー選手権大会」で準優勝に輝いた愛知県のFC ALONZA(アロンザ)へ出張トレーニングを実施しました!

今回は「運ぶドリブル」をテーマにトレーニングを行いました。アロンザの選手たちはボールを扱う技術やアジリティに非常に優れており、球際ではしっかり競り合うなどプレー強度も高いことが印象的でした。

一方で、技術が高いためか狭いスペースでも前に進もうとしてボールを失う場面も最初は多く見られました。そのため、トレーニングの中で以下のポイントを指導しました。

<運ぶドリブルのポイント>
①そもそも前に進める状況かどうか
②進める場合にはどうすれば速く運べるか
③どの方向に何のためにボールを運ぶか

ドリブルのスピードは単純な足の速さだけでは決まりません。パスを受ける前にどのような準備をしておくか、どのようなボールタッチを使うかなど、状況を認識したうえでどうすべきか”頭の回転の速さ”がプレースピードに大きく影響します。

これらは「認知・判断」と呼ばれ、こうした地味で外からは見えづらいところに「本当にサッカーがうまい選手」とそうでない選手の差が出てきます

実際にアロンザの選手たちもトレーニングの終盤にはボールを失う回数が減り、なおかつ前進するときのスピードがさらに速くなりました

エコノメソッドでは「運ぶドリブル」以外にも様々なテーマを設定し、プレー判断力の向上に特化した独自のトレーニングを行なっています。