サッカーサービス・エコノメソッドウィンターキャンプ2020-2021 開催レポート

今冬のサマーキャンプは、コロナウィルスの影響を受けつつも、感染リスクを最大限抑えられる定員人数で、感染対策を徹底して開催することができました。ご参加いただいた選手の皆さん、そして保護者の皆様ありがとうございました。開催会場は、千葉県千葉市にあるZOZO PARK HONDA FOOTBALL AREA。

こちらの会場をお借りし、3日間でU-12キャンプをそして2日間でU-15キャンプを実施致しました。今回は、これまでキャンプで複数回参加経験のあるアルベルト・ソレールコーチ、そしてそれぞれ新しく関東・関西エコノメソッドスクールディレクターに着任したウリオール・ソラ―ナスコーチ(関東)、ジョアン・モリストコーチ(関西)が指導に当たりました。以下、各クールで取り組まれた内容です。

千葉クール【U12】

2021年1月2日(土)~ 1月4日(月)

トレーニング回数 6回

  • 認知
    周りの状況を把握するために大事なこととは
  • サポート
    状況に最適なパスコースをつくるためには
  • 1対1の守備
    ボールを持っている選手に対するディフェンスの仕方とは
  • パスかドリブルか
    状況に合わせて効果的に判断するためには
  • マーク
    ボールを持っていない相手へのディフェンスの仕方とは
  • コントロール
    コントロールで最大限有利な状況をつくりだすためには

千葉クール【U15】

2020年12月30日(水)~ 12月31日(木)

トレーニング回数 4回

  1. 攻撃の各ポジションの選手の動きとコンセプト
    センターバックの前進のプレー、サイドバックのサポートの位置の高さ、ウィングの選手の相手の背後を狙うプレーなど
  2. 守備の各選手の動きとコンセプト
    センターバックの選手はいつ相手にプレスをかけるべきか、サイドバックの選手はライン間をどうケアしていくべきか、ミッドフィールダーの選手はどのようにパスコースを切っていくべきか、ウィングそしてフォワードの選手たちはどのように相手にプレスをかけていくべきか
  3. 守備から攻撃へのトランジション
    A. ボール奪取したときの状況に関して:前進できる場面か、前進できない場面か
    B. ボールを奪った場面での各選手の動きに関して
  4. ボールの展開方法に関して
    A.ボールの展開方法①(中→外)
    B.ボールの展開方法②(前→後)

スマートフィールダーの実施

今冬も2020-2021ウィンターキャンプにて大好評だった、スマートフィールダーを実施!キャンプ中のトレーニング映像をサッカーサービスコーチがその日の内に分析。U-15キャンプではソレールコーチが、U-12キャンプではウリオールコーチとジョアンコーチが行いました!

トッププロの映像と欧州の名門クラブでプレーする同年代の選手のプレーと比較しながら、良かった点や改善点を選手達へ伝えていきました。映像を見ながらこまめにメモを取ろうとする選手も!客観的に自分たちのプレーをみることで、より個人戦術の理解を深めてもらいました。

個人評価表の提出

キャンプ終了後、サッカーサービスのコーチ陣より個人評価表が作成され、各ご家庭に郵送致しました。この個人評価表は、今キャンプで選手たちが取り組んだテーマに関して、今後さらに強化することができる点、そして改善することができる点をエコノメソッドコーチのコメントを基に、サッカーサービス社が独自に作成したものです。

「この評価表を今後の上達のための“ガイド”として使ってほしい」とコーチ陣は考えています。

現在できているところ、今後さらに伸ばしていくところ、そしてチームに戻った時にもこの評価表を見ながら意識することを忘れずにトレーニングに取り組んでほしい、そしてより賢く、さらに良い選手になってほしい、そのような願いがコーチ達により込められています。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!また皆さんとお会いできることを楽しみにしています!